象
雷の上にまた雷 — 立て続けの震動がすべてを揺さぶる。驚きと奮起の象。
しんいらい
震動・驚き・点検・動じない芯
雷が重なり轟く。驚きの中で芯を保つ
雷の上にまた雷 — 立て続けの震動がすべてを揺さぶる。驚きと奮起の象。
震は「ふるう」。卦辞は「震来たりて虩虩(げきげき)たるも、笑言唖唖(あくあく)たり。震百里を驚かすも、匕鬯(ひちょう)を喪わず」— 雷鳴が百里を驚かせても、祭主は柄杓の酒をこぼさない。恐懼して身を修めれば、驚きはかえって福に変わると説く。
突然の知らせ・変化・衝撃に揺さぶられる局面。震の教えは「驚いてよい、ただし手元の柄杓は落とすな」— 動揺の中でも、自分の中心的な務めだけは手放さないこと。衝撃は点検の好機でもあり、揺れて落ちるものは元々緩んでいたもの。
急変時こそ通常業務の核を止めない。パニックの中で淡々と手を動かす人が信頼を集める。
驚きの知らせに即反応しない。ひと呼吸置いた返答が、後で読み返しても恥ずかしくない。
衝撃の直後の決断は避け、揺れが収まってから。ただし揺れが教えてくれた弱点の補修はすぐに。