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六十四卦一覧
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火風鼎

かふうてい

鼎・新しい形・養賢・安定した器

鼎が新しきを烹る。器を据えて養う

木の上に火が燃える — 鼎(かなえ)で物を煮て養う。革で壊した後、新しい形に定める象。

古典の意味

鼎は三本足の煮炊きの器で、革(改革)を受けて新体制を定める卦。卦辞は「元吉にして亨る」。鼎は生のものを煮て食べられるものに変え、賢者を養う — 変革の成果を、人を養う安定した制度に変換する働きを表す。三本の足はどれが欠けても倒れる。

いまの意味

壊す段階が終わり、新しい仕組み・体制を据えて定着させる局面。問われるのは器の安定 — 属人でなく三本足で立つ構造にすること、そしてその器で何を煮て誰を養うか。新体制の目的は運用ではなく、人が育つことにある。

暮らしの場面

仕事

新体制は複数の柱で支える設計に。一人に依存した仕組みは、鼎の足が折れる形。

人間関係

新しい環境・関係を定着させる時期。形式を整えるだけでなく、そこで人が養われているかを見る。

決断

壊す決断はもう済んだ。次は据える決断 — 長く使える器かどうかで選ぶ。