象
沢の中に火がある — 水と火が相争い、古いものが焼き改められる。変革の象。
たくかかく
変革・改める・時が満ちる・信を得る
沢中の火。時が満ちてから改める
沢の中に火がある — 水と火が相争い、古いものが焼き改められる。変革の象。
革は「あらためる」。卦辞は「已日(いじつ)にして乃(すなわ)ち孚とせらる。元いに亨る」— 変革は「その日が来てから」はじめて信じられると説く。天地が革まって四時が成るように、正しい変革は季節の交代のような必然でなければならない。虎変・豹変は、変革後の鮮やかな面目一新を言う。
古いやり方を根本から改めるべき局面。ただし変革の成否は中身より時機と信用で決まる。機が熟す前に旗を揚げれば抵抗に潰され、信用の裏付けなく叫べば誰もついてこない。三度言って民が応じてから動く — 準備の丁寧さが革命の作法。
改革案は根回しと実績の裏付けを揃え、機が熟してから一気に。中途半端な変更の連発は信用を削る。
関係の作り直しは、宣言より先に自分の行動を変えて見せる。変化が信じられてから話は通る。
変えると決めたら徹底的に、しかし着手は時を選ぶ。「已日」— その日はいつかを見極める。