象
雷が鳴り、雨が降って、張りつめていた空気が解ける。困難が緩み始める象。
らいすいかい
解ける・赦し・解放・すみやかに
雷雨が緊張を解く。緩んだら速やかに動く
雷が鳴り、雨が降って、張りつめていた空気が解ける。困難が緩み始める象。
解は「とける・とく」。卦辞は「西南に利あり。往くところなければ、それ来復して吉。往くところあれば、夙(はや)くすれば吉」— 難が解けたら速やかに平常へ戻り、やるべき事があるなら早く済ませよと説く。君子はこれに倣い、過ちを赦し罪を宥(ゆる)める。
長かった緊張・困難がほどけ始める局面。ここでの要点は二つ。第一に、解けた後をだらだら引きずらず速やかに日常へ戻ること。第二に、過ぎたことへの追及より赦しを選ぶこと。緩んだ結び目は、今なら素直にほどける。
危機対応が終わったら、残務は素早く畳んで通常運転へ。戦時の体制を平時に持ち込まない。
和解の機運が見えたら、過去の清算より先に赦しを。蒸し返しは解けかけた結び目を締め直す。
「もう手放してよいもの」のリストを作る好機。執着・古い役割・終わった案件を速やかに解く。