象
山の中に天が畜(たくわ)えられる。あふれる力を大きな器に留めて養う象。
さんてんたいちく
大きな蓄え・抑えて養う・研鑽・蓄積
山が天を蓄える。力を蓄えて大きく養う
山の中に天が畜(たくわ)えられる。あふれる力を大きな器に留めて養う象。
大畜は「大いにとどめ、蓄える」。卦辞は「貞に利あり。家食せずして吉。大川を渉るに利あり」— 蓄えた力は私蔵せず世に用いてこそ吉であり、蓄え終えれば大きな川も渡れると説く。日々徳を新たにし、先人の言行を学んで己を養うのが大畜の道。
力があるのに、あえて抑えて蓄積に回すべき局面。学び直し・鍛錬・資本の充実 — 止まっているようで、これが次の大事業の燃料になる。抑制は我慢ではなく、跳ぶ前の屈伸。
今期の派手さより、実力と信用の蓄積を。学びへの投資はこの時期が一番利回りが良い。
血気にはやる相手や自分の勢いは、抑えて方向づけると大きな力になる。
大きな挑戦の前の「あと半年蓄える」は逃げではない。蓄えの厚みが渡れる川の幅を決める。