象
冬至の地中で雷(陽の気)がひとつ動き始める。長い陰の底からの回帰の象。
ちらいふく
回復・一陽来復・再出発・帰る
雷が地中に戻る。陽の気が帰ってくる
冬至の地中で雷(陽の気)がひとつ動き始める。長い陰の底からの回帰の象。
復は「かえる」— 剝で削られ尽きた後、一本の陽が下に帰ってくる卦。卦辞は「亨る。出入疾(やまい)なし。その道を反復し、七日にして来復す」— 回復には固有のリズムがあり、道は必ず戻ると説く。「遠からずして復す、悔いの元(もと)なし」— 早めに引き返す者に悔いはない。
長い停滞や失敗の底から、小さな回復の兆しが動き始めた局面。まだ芽は細く、一気に取り返そうとすれば折れる。方向が正しければ歩幅は小さくてよい。道を誤ったと気づいたら、早く戻るほど傷は浅い。
復帰・再開は小さく始める。最初の一週間の設計が、その後の回復曲線を決める。
関係の修復は、大きな謝罪劇より小さな往復の再開から。連絡一本が一陽になる。
間違いに気づいたら早めに引き返す。「ここまで来たから」は復の道を塞ぐ言葉。