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六十四卦一覧
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山地剝

さんちはく

剝落・衰え・守り・土台

山が削られてゆく。今は進まず土台を守る

山が地の上でやせ細っていく。土台から少しずつ剝がれ落ちる浸食の象。

古典の意味

剝は「はぎおちる」— 陰が下から陽を削り、最後の一陽だけが残る卦。卦辞は「往くところあるに利あらず」と、動くことをはっきり止める。ただし上爻には「碩果食われず」— 大きな果実が一つ残り、次の芽になることが約束される。

いまの意味

状況が少しずつ崩れ、何をしても目減りしていくように感じる局面。ここでの積極策は傷を広げやすい。守るべき核(信頼・健康・技術・資金)を一つ決めて、それだけは削らせない。残った種が次の季節に芽吹く。

暮らしの場面

仕事

縮小局面では戦線を広げない。最後まで残す中核事業・中核スキルを明確にして守る。

人間関係

離れていく人を追いすぎない。残ってくれる関係を丁寧に守るほうが再起の礎になる。

決断

今は「何をやるか」より「何を残すか」の決断。攻めの判断は次の局面に譲る。