象
地が上、天が下に置かれる。天の気は昇り、地の気は降りて、二つが真ん中で交わる象。
ちてんたい
泰平・交流・調和・安定
天地が交わる。通じ合いが安定を生む
地が上、天が下に置かれる。天の気は昇り、地の気は降りて、二つが真ん中で交わる象。
泰は「やすらか・通じる」。卦辞は「小往き大来る。吉にして亨る」— 小さいものが去り、大きなものが来る、上下が交わって志が通じる安泰の卦。ただし爻辞は「平らかにして陂(かたむ)かざるはなし」— 平地はいつか坂になるとも告げる。
風通しがよく、物事が素直に通る局面。この安定は「交流が続いていること」の産物で、放置すれば静かに傾き始める。良い時期にこそ、次の波への備えと関係の手入れを。
通りが良い今のうちに、懸案を進め、関係部署との回路を太くしておく。好調時の仕込みが利く。
うまくいっている関係ほど、対話を絶やさない。安定は交流の結果であって初期状態ではない。
追い風の中の決断は通りやすい。ただし「ずっとこのままである」前提の計画にはしない。