象
天の下に沢。強大なものの直後を、柔らかいものが踏んで歩く — 危うい間合いの象。
てんたくり
礼・慎重・危うい一歩・作法
虎の尾を履む。礼と慎重さで危地を渡る
天の下に沢。強大なものの直後を、柔らかいものが踏んで歩く — 危うい間合いの象。
履は「ふむ・ふみ行う」、転じて礼を意味する。卦辞は「虎の尾を履むも、人を咥(くら)わず。亨る」— 危険な相手の直後を歩いても、正しい作法と慎みがあれば咬まれないと説く。
力関係で明らかに分の悪い相手・場面と付き合う局面。対等を装って踏み込めば危ないが、礼儀と手順を守り、身の程に合った歩幅で進めば通り抜けられる。恐れて止まる必要まではない。
目上や大きな取引先との折衝は、内容より先に作法と段取り。手順を踏めば意外なほど道は通る。
気難しい相手には、近づき方の丁寧さがすべて。馴れ馴れしさと親しさを取り違えない。
リスクの高い一歩でも、進み方を整えれば踏み出せる。問題は進むか否かより「どう踏むか」。