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六十四卦一覧
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天水訟

てんすいしょう

争い・対立・訴え・引き際

争いの卦。とことん争わず中ほどで止める

天は上へ、水は下へ — 互いに背を向けて進む二つの力。すれ違いから争いが生まれる象。

古典の意味

訟は「あらそう・うったえる」。卦辞は「中ごろは吉、終わりを遂げれば凶」— 途中でやめれば吉、最後まで争い抜けば凶と明言する。大人に見(まみ)えるに利あり — 公正な第三者を立てよとも説く。

いまの意味

主張のぶつかり合いが避けにくい局面。正しさを証明しきることより、どこで矛を収めるかが問われている。勝ち切った争いも、遺恨という形で費用を残しやすい。

暮らしの場面

仕事

対立が生じたら早めに中立の調整役を入れる。全面勝利を狙うほど着地は遠のく。

人間関係

言い分を通しきるより、落とし所を探す構え。関係を続けたいなら「勝ち」を目的にしない。

決断

争って得るものと失うものを冷静に並べたい。降りる・和解するのも強さのうち。